幼稚園受験の面接対策について

幼稚園受験の面接では、親子面接の形式が多くとられています。

 

ご両親とおこさん、場合によっては、お母様とお子さんの組み合わせで面接を受けるかと思います。
面接官は1人〜数人と、各園により様々です。

 

 

ご両親とお子さんで面接を受ける時は、特に、ご夫婦の意見や教育の方向性を合わせるように練習しておきましょう。
面接官の前で、ちぐはぐなやり取りになってしまわないよう、気をつけましょう。
ある程度想定できる内容は、リストに書き出し、ご夫婦で練習してみましょう。

 

 

お子さんは、名前・年齢・好きな食べ物・嫌いな食べ物・好きな動物・好きな色等に「です。」をつけて答えられるようにしましょう。

 

最初から、厳しい口調で面接の練習をする必要はありません。
お子さんが嫌がらないよう、最初は、答えやすい事柄から始めましょう。

 

 

面接官は、お子さんにとっては「知らない大人」です。面接の練習の段階を踏んでいく上で、
お母様→お父様→お婆様→お爺様→お母様のお友達等の順で、面接官役を変えていくのもひとつの方法です。
最終的には、お子さんにとっては、知らない場所で知らない大人から質問を受けるわけですから、
多くの大人と受け答えができる場面を、親御さんの努力で作ってあげることが必要です。

 

 

子供は、緊張した場面で、突然予想外の行動を起こす場合があります。

 

また、普段の躾の面が突然現れるかもしれません。幼稚園受験を意識している
ご家庭では、普段の躾にも特に気を配りましょう。例えば、挨拶に気を配りましょう。

 

まずは親御さんが率先して朝から元気よく挨拶をするのです。
幼いお子さんは、それが常識として刷り込まれます。
場面にあった挨拶を率先して行いましょう。そして、お子さんもできるようになったら、褒めてあげましょう。

 

少々大袈裟でもかまいません、褒めて伸ばしていきましょう。

 

少なくとも、面接の間、数分間は椅子に座っていられるようにしましょう。
大人同士の会話は、子供にとって退屈なものです。
しかし、面接の場では、「退屈だから外へ遊びに行ってよい」ものではありません。
食事の時間やお絵かきをする時等、最初から最後まで椅子に座っていられるように普段からけじめをつける習慣をつけましょう。

 

また、背筋を伸ばし、正しい姿勢で椅子に座ることも、お子さんに教えていきましょう。