幼稚園受験・受験日までの過ごし方
幼稚園受験対策は、一日でできるものではありません。
お子さんは、生活の中、遊びを通じて学んでいくのです。
まず、人の話をきちんと聞けるお子さんになるように、ご両親が、お子さんの言葉に耳を傾けましょう。
「人の話をきちんと聞く」これは、基本中の基本です。
お母様は、家事でお忙しいかもしれません。
しかし、一旦手を止め、お子さんの声に耳を傾けてみましょう。
そして、今、お母様が何をしていて、どんな状況で、手が離せないかも説明してあげましょう。
その時、必ず「話はしっかり聞きましたよ」という態度をとってください。
本当に手が離せなければ、オウム返しでもかまいません。それだけでもお子さんは「話を聞いてもらえた」と満足感を得ることができます。
食事の時間には、テレビを消し、一日の出来事を話しましょう。お子さんの話の要領が得られないようでしたら、
ご両親が相槌を打ちつつ、少しずつ助けてあげましょう。
調理の際、お子さんが興味を持つようでしたら、
調理器具の名前を教えてあげましょう。食事の際、旬の食材を準備し、お子さんに教えてあげましょう。
着衣の着脱、片付け、排泄等、お子さん一人でできるようになるよう、ご両親がサポートをしてあげましょう。
これは、面接で聞かれるから等だけでなく、一人の人間として、身につけておきたいことです。
お子さんとのコミュニケーションを面倒がらずに積極的にとっていくのです。
お母さまだけでなく、お父様も同様です。
そして、ご夫婦で話し合い、同じ方向性でお子さんと接していくのです。
幼稚園受験に向けて家庭学習として幼児通信教材を利用するのもひとつの手ですね
多くの幼稚園受験の時期は、秋です。
季節の変わり目は体調を崩しやすくなりますので、
日頃からの生活習慣を見直し、規則正しい生活、栄養の偏りのないような食生活を心がけ、体調を崩さぬよう留意しましょう。
ご両親も、体が丈夫なお子さんも、そうでないお子さんも、受験日に備えていろいろと努力をしてきました。
その努力の成果を発揮する場に行けなくなるようなことがないように、細心の注意を払いましょう。